スーパーフードと称されている「納豆」は今日では健康食品としてだけでなく、美容やダイエットの食品としても大注目されているスーパーフードです!

なんと、日本での年間生産量は約78億個と驚異的な数!!

そんなにすごい食材なら、ぜひ愛犬にも納豆をあげて、健康・長生きでいて欲しいと思いますよね。犬に納豆をあげても大丈夫なのか?という疑問をもとに、犬に納豆をあげる場合の注意点等をまとめてみました!

ワンちゃんにも効果的?納豆のもたらす栄養効果とは

栄養豊富な納豆ですが、具体的にはどのような栄養素が含まれているのかご存知でしたか?ナットウキナーゼという栄養成分は耳にしたことがあるかもしれませんね。納豆には他にも約23種類の栄養成分が含まれています。下記に納豆に含まれる成分の中でも、注目されている成分をご紹介します。

心臓病の予防が期待されている「ビタミンK2」

犬の骨の形成をサポートしてくれる栄養素です。犬の骨を丈夫に保つのに大事な栄養素で、ビタミンK2を多く含む食品としては納豆が一番です。

血液をサラサラにする「ナットウキナーゼ」

ナットウキナーゼは、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血液のかたまりである「血栓」を溶かしてくれる酵素として注目されています。また、血液をサラサラにする効果が期待されています。ナットウキナーゼを犬に与える場合にも「脳循環」をよくするとされており、現在ではナットウキナーゼを配合した犬用のサプリメントもあるほどです。

腸内環境を整えてくれる「食物繊維」

実は、食物繊維は大豆よりも納豆の方が多く含まれているのです。食物繊維は腸内を整えることで有名な栄養素ですね。下痢や便秘の予防にも期待できそうです。

三大栄養素である「タンパク質」

タンパク質はご存知の方も多いかと思います。「全身細胞の原料」とも言われている三大栄養素のひとつがタンパク質です。納豆のタンパク質は、良質なタンパク質ということが出来るでしょう。

免疫力UPの「大豆サポニン」

健康な血管を保ち、動脈効果や高血圧などを予防する効果が期待されています。大豆に含まれている大豆サポニンは、免疫力の向上や抗酸化作用、血流の改善などの働きがあり、老化を防ぐとされているのです。

副腎機能を助ける「パントテン酸」

パントテン酸は、ビタミンB群の一つです。人間は、ストレスを感じると「副腎」と呼ばれる臓器から副腎皮質ホルモンが分泌されます。分泌された際に、副腎の機能を助けるとされている栄養素がパントテン酸です。別名で、抗ストレスビタミンとも呼ばれています。

愛犬にストレスがあると感じたら、積極的に摂りたい栄養素のひとつですね。

納豆の与え方

納豆の素晴らしい栄養素を知ったところで、実際に愛犬に納豆をあげてみましょう!

愛犬に納豆をあげてみよう!

犬に納豆を食べさせること自体は、アレルギーのない犬であれば問題ありません。納豆には他の食品にも含まれていない栄養素が豊富に含まれています。そのため、犬用サプリメントとしても販売されています。

わんちゃんの中には、納豆のネバネバ感が嫌で、好んで食べてくれない子もいます。特別、あげなくてはならない食材ではありませんので、無理に納豆をあげるのは止めましょう。トラウマになってしまう可能性があります。

「どうしても我が子に納豆を!!」という方は納豆サプリメントやフリーズドライで与えてみるのも良いかもしれません。

出典:amazon

愛犬に食べさせる場合の納豆の適量とは?

健康食品で、よく勘違いされるのは「たくさん食べれば食べるほど良い」ということです。しかし、これは間違いです。健康食品にも適量というものがあります。

犬に対する納豆の適量は、トッピング程度の量です。与えすぎには注意しましょう。

愛犬の体重が10キロ以下の小型犬の場合は、納豆のパック約1/4個が目安量となります。

30キロ未満の大型犬だと、納豆パック約1/2個の量が一日の目安となります。

愛犬に納豆をあげるには、そのままの状態でOK?

そのままの状態で与えても特に問題はありませんが、フリーズドライでしたら犬専用の納豆もあります。また、納豆菌を含んだ犬用のふりかけや、おやつも販売されています。愛犬に合ったものを選びましょう。

愛犬に納豆をあげる時に注意すること

ここまで、栄養満点の納豆をご紹介してきました。愛犬に納豆を与える前に、注意していきたい点がいくつかあります。大豆アレルギーのある愛犬には与えないこと、アレルギーの他にも、納豆を与える際に下記の事柄に目を通して再確認してみてください。

  • アレルギーがある場合は、納豆を与えない
  • 納豆を一度に大量に与えない
  • 薬を服用している場合は納豆を与えない
  • 納豆に付属しているタレ・薬味やネギを混ぜない
  • フードの代わりに納豆だけを食べさせない

とくに、愛犬が薬を飲んでいるときは、納豆に含まれる栄養成分と服用している薬品が合わない場合がありますので、愛犬に納豆を食べさせるのは避けた方が良いでしょう。または、獣医師に相談するようにしましょう。

いかがでしたか?

納豆は、とても魅力的な食品であることが分かりましたね。まさにスーパーフードです!人間だけでなく、犬にとっても健康的な食品だったなんて、理想の食べ物と言えます。愛犬のおやつに是非、納豆をトッピングしてみてはいかがでしょうか?

それでは、最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました!!