ぬいぐるみのような圧倒的可愛さを誇る大人気の犬種、トイプードル。

日本のJKC(ジャパンケネルクラブ)では犬種標準で4つにサイズが分類されており、トイプードルはその中でも一番小さいサイズとなります。しかし、トイプードルの中のより小さいサイズの種類が近年注目を集めているようです。

今回の記事ではトイプードルだけではなく人気急上昇中のタイニー、ティーカッププードルの大きさやそれぞれの体重推移を紹介します。

タイニーとティーカップの誕生

その優雅で気品のある容姿が人気となり、今では家庭犬として愛されているプードル。小型化が進み、トイプードルを家庭で飼う人が増えました。毎年犬の人気ランキング上位を占めるトイプードルですが、近年では繁殖する際に偶然生まれた「タイニーサイズ」や「ティーカップサイズ」といったとても小さなサイズまで登場しています。しかしそれらはいまだにJKCでは認められておらず、タイニープードルとティーカッププードルは正式名称ではなくサイズを示す名称となっております。

トイプードル独自の小さい体と愛らしいぬいぐるみのような見た目や、室内での飼いやすさ、人間や他の動物との馴染みやすさがとても人気で、今では身近で見かけることが多くなりましたよね。

では実際、トイプードルと、トイプードルの中の「タイニー」と「ティーカップ」はどれくらいのサイズで体重はどのように変化していくのでしょうか。写真と体重で大きさを比べていきましょう。

トイプードルの大きさを画像で比較!

トイプードル

こちらはプードル一番人気のトイプードル。JKCで認められているプードルの中でも一番小さいサイズの種類になります。

トイプードルは体高約25~28cm、体重約3~4kgで超小型犬に分類されます。

プードルの中で一番賢いと言われていて、好奇心旺盛で明るい性格をしていますが、飼い主への忠誠心が強いのが特徴です。日本ではとても人気の犬種になります。

タイニープードル

こちらがタイニープードル。タイニープードルのサイズはトイプードルよりもさらに小さな体高25cm以下、体重は約2~3kgで超小型犬になります。JKCでは非公認のためトイプードルに分類されます。タイニープードルは成犬時でも体重は3kgに満たないことが多く、骨格が小さいのが特徴です。

フレンドリーで賢く、甘えん坊な面があります。

ティーカッププードル

そしてこちらがティーカッププードル。6種類のプードルの中で一番小さいティーカッププードルは体高は23cm以下で体重は約2kgと同じく超小型犬となります。こちらもJKCでは認められていないため、トイプードルに分類されます。ティーカップに入るほどの小ささからその名がつきました。成犬時でも2kgというとても小さいサイズなので、関節や骨などが弱く、遊び方に注意しなければいけません。

社交性もありつつ人懐っこいので、小さいお子様との相性が良いですが、精神面で弱く、怖がりは性格をしている子は少なくありません。

トイプードルの体重推移

トイプードルは生後6ヶ月までは著しく成長しますが、それ以降は成長がだんだん緩やかになると言われています。そして10ヶ月ほどで成長は止まり、一年で最終的な体重が決まっていきます。ではそれぞれの具体的な体重を見ていきましょう。

単位はg(グラム)となります

こちらは実際のトイ、タイニー、ティーカップ、極小ティーカップの生後からの体重推移を表したグラフとなります。

一番右の数値がそれぞれの最終的な体重の着地点となります。トイサイズやタイニーサイズの2.5kgや3.3kgに比べてティーカップサイズや極小サイズは1.1kgから1.8kgと、大きさに差があることが分かります。

しかし体重の増え方や最終的な体重は個体によって変わってくるため、あくまでも平均的な体重推移の目安として参考にしておきましょう。

トイプードルに体重の規定はありません。プードルは体高によって名称が変わってくるので、それを基準として平均のサイズを決めています。

大きくなる子の特徴

実際飼っているトイプードルは成犬時にどれくらいのサイズになるのか、「大きくなる」「小さくなる」子の特徴はなんなのか、気になってきますよね。

見分け方の方法として体重からの予測、遺伝子、骨格の大きさなど様々あります。親犬のサイズを参考に大きさを予測、という方法もありますが、予測を外れることがあります。

サイズにこだわる方はトイプードルの専門のブリーダーに行くことをオススメします。ブリーダーであれば子犬から成犬までのトイプードルと触れ合うことができます。両親犬にも会うことができるので、将来のサイズの参考にすることができます!

ご自身のトイプードルがどのように成長していくのか、どれくらいのサイズでどのような体重推移を辿っていくのか、その成長を間近で追うのも楽しみの一つです。たくさん可愛がりながら見守ってあげましょう!

まとめ

今回はトイプードルの大きさについて書きました。JKC非公認ではありますが、新種の「タイニーサイズ」や「ティーカップサイズ」はトイプードルとはまた違った魅力が詰まってますね!

こちらの記事に掲載されている画像はトイプードルブリーダー直送センターからお借りしております。自分の目で一度確かめていただくためにも、是非一度ブリーダーに訪れてみて下さい!

飼い方やライフスタイルを考慮して、自分や家族に合ったプードルをお迎えしてくださいね。